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2008年4月 6日 (日)

コピーコマンダー9でRAIDを復旧

我が家のRAID1環境を救うため、コピー コマンダー9を使ってみました。

Cc9

各人の環境によっては、同様の動作とならない可能性があります。
筆者もイチかバチかの賭けで試しました。その点、ご了承ください。

■ 環境について

まず、筆者の環境を書いておきます。

  • Windows 2003 Server Enterprise Edition SP1
  • オンボードSATA:無効
  • Adaptec AAR-1420SA
  • Port0+Port1:RAID 1…起動ドライブ(C:)
  • Port2+Port3:RAID 1…データドライブ(D:)

■ RAID 1のデグレード

Port2のHDDが動作不具合となり、データドライブが片肺運転となりました。

■ お決まりの手順で復活できず

理屈上は壊れたドライブを新しいモノに差し替えることで、リビルド→復活となるはずです。

同サイズ(250GB)のSATAドライブを買ってきて、Port2に接続しました。
…しかし、サイズ不一致によりリビルドが始まりません。

元々のドライブはMaxtor MaXLine III 250GBで、新たに購入したのはSeagate Barracuda ES.2 250GB(PDF)です。

どうも容量が若干異なるようで、Maxtor(旧ディスク)>Seagate(新ディスク)なのです。ネット上の情報によると、Maxtorは容量が大きめのことがあるようで…。
不等号が逆だったら、すんなりリビルドできたんでしょうね。きっと。

■ 作戦を立てる

こんな方法を考えてみました。

  1. Port0とPort1のディスクを死守するためケーブルを抜く
  2. Port2のMaxtor(旧)は破棄
  3. Port3のMaxtor(旧)をPort0へ繋ぎかえる
  4. Port2とPort3にSeagate(新)を接続→RAID 1構成に
  5. Port0のMaxtor(旧)を片肺のままSeagate(新)のRAID 1にコピー

(1)まず、元気な起動ドライブは死守です。両方ともケーブルを抜きます。間違って片方だけ抜いた状態で電源を入れたりすると、RAID 1が不一致となり面倒なことになります。

(3)続いて、Port 3に繋がっている元気なMaxtorをPort0に繋ぎかえます。経験上(違ったらゴメンなさい)、RAID構成の情報は各ディスクに記憶されているため、Port0上で片肺を実現することになります。

(4)新たに購入したSeagateのディスク2台をRAID 1構成にします。今後のデータドライブです。

(5)Port0の旧データドライブから、Port2,3の新データドライブにコピー。この際、パーティションのコピーとし、パーティションサイズの縮小も同時に行います。また、Port上に起動ドライブが無いため、CDブートでコピーが行なえる必要があります。

乱暴に書くとこんな感じです。

Image

■ パーティションのコピー

ヨドバシカメラで物色していると、アーク情報システムの人が近づいてきました。いろいろと会話が弾むのですが、こちらの条件(Win2003+RAID+CDブート)を伝えるうちに、「お?おぉ?おぉぉぉ!?」という反応をされました。「公式対応しているものだと高価ですよね」と。
そして紹介してくれたのがコピー コマンダー9です。この人、他社製品もガンガン紹介してくれます。
コピー コマンダー9には体験版が存在し、あらかじめドライブの認識等を試せます。

コピー コマンダー9の体験版を試す

公式サイトからダウンロードし、CD-Rに焼きます。ダウンロードしたファイルを実行するだけで、CD-Rへの焼き込みまで完了します。焼きソフトは不要です。

焼き終わったら早速CDからブート。

しばらくした後、メニュー画面が表示されます。すべてのメニューは日本語化されており、またマウス操作が可能です。
Windows ServerやRAIDやらに慣れ親しんでいるような方なら、操作に迷うことはないでしょう。

やりたいことを事前に定義して、「適用」ボタンで実際の適用が始まります。やりたいことは複数定義することもできます。(例えばパーティション区切り→コピー→ラベル変更)

体験版では以下のことが確認できました。

  • Adaptec AAR-1420SA上のディスクが認識できた
  • RAID 1稼働中のディスクはもちろん認識OK
  • 片肺のディスクももちろん認識OK
  • 電源を消し忘れたUSB接続の外付けHDDも認識OK

体験版では実際にディスクを書き換えることができないため、雰囲気だけとなります。

■ 実際に試す

どこで買ってもよかったのですが、お世話になったヨドバシカメラで購入。
Windows上へのインストールには目もくれずCDからブート。

事前に体験版で試した通りの内容で「適用」。

Running

250GBもあるとエラく時間がかかりますが、無事に完了しました。

■ あわてないで!

マニュアルに従って、一旦電源を切ります。(多分重要

ディスクの接続を元に戻して電源をON。
当然のように、Windowsは無事に起動します。なにも触っていないドライブですから。

しかしデータドライブのアクセスに失敗します。
といっても慌ててはいけません。ドライブレター(D:)が割当たっていないのが原因です。

「ディスクの管理」を開いてマークを行い、ドライブレターを割り当てます。

ここで、念のため再起動を行いました。

これで無事にデータドライブが認識されました。念には念をということで、CHKDSKもしておきました。

これにて一件落着。

■ 最後に

各人の環境によっては、同様の動作とならない可能性があります。
筆者もイチかバチかの賭けで試しました。その点、ご了承ください。

一部のソフトウェアには、CDブートであってもハードディスク上の情報を参照して、Windows Server用と認識するとコピーを中断するものもあるようです。ご注意を。
コピー コマンダー9もServer未対応であると書いてあります。しかし成功しました。もしかすると、起動ドライブだとコピーできなかったかもしれません。
また、これらの仕様が体験版で確認できるかも不明です。

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