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2011年2月13日 (日)

ビデオカードのコンデンサを交換してみた

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会社のPCで使われている「Aeolus S72GS-DLP128X」のコンデンサが軒並みパンクしたので、交換することに…。

いつも前書きが長くなるんで、とっとと本題に。
経緯については「後書き」をどうぞ。

まずはボードの全景を。(交換前)

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ヒートシンクのみのシンプルな構成です。会社用といういみでは、おあつらえ向きですネ。

で、パンクしたコンデンサ達をどうぞ。

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他にも…

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まだパンクしていないのも。

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上面に見える「Kの字」は防爆弁です。電解コンデンサなので、それなりの大きさなら付いてて当たり前。

ん?ちょっとまて!
パンクしている事実から電解コンデンサであることを疑う余地は無いのですが、「Kの字」が無いコンデンサは、どう見ても固体コンデンサの概観。

不思議に思って調べてみたら、電解コンデンサの世界はとても深いことがわかりました。

今回のコンデンサについて調べてみると、メーカーはSACONということがわかりました。
そしてこのSACONには、いろいろと問題があるようです。
というか、電解コンデンサを作っているメーカの内、まともなのは数パーセントなのでは?…というレベル。
興味のある方は「コンデンサメーカー一覧サイト」を是非。

で、爆発していない個体についても、容量抜けしている可能性や予防の観点からも交換してしまうことに。

まずは代替品の準備をすることに。
代替品の選定に当たっては「電解コンデンサの大量死 テンプレサイト」を参考にしました。
こういった用途には、『低ESR品』というのがキーワードのようです。

で、集めてみた結果。まずは2セット分です。
※実際に必要な数量と異なります。オチは後ほど。

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↑左:1500μF 6.3V 右:470μF 16V

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↑左:100μF 16V 右:1000μF 6.3V

具体的な型番については、写真をクリックして確認してくださいマセ。

ちなみに購入店は千石通商(秋葉原本店B1F)マルツパーツ館(秋葉原店)です。
基本的には千石通商で。で見つからなかった100μFだけマルツで購入。

こちらは取り外したコンデンサ達。

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多層基板…というかスルーホールがあるので、ちょっと苦戦しました。
半田ごて握るのって、何年ぶりだろうって感じだったので。

昔、なぜか購入した「半田吸い取り機(スッポンっていうやつ)」があったので、それが役に立ちました。「半田吸い取り線(銅線を編んだヤツ)」だと、かなり大変でした。

で、交換終了後の全景。

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主要箇所をアップで。

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ん?

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リボンケーブルの下に伏兵がいるではないか!

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↑470μF 16V

これはオチというか、なんというか。
非常に間抜けなミスでした。

当初2セット分を購入したつもりでしたが、2セット目用に用意しておいた470μF 16Vを早くも使用することに。

まぁ、無事に交換が済んでよかった。

■ テスト
なにぶんシロートの工作であるため、ちゃんと動くか心配ですよね。
ということで、OCCTを使って数時間焼いてみることに。

結果、4時間を無事に通過。

■ 気になったこと

今回の作業ですが、年末年始を挟んで5枚ほどを交換しました。
どれもOCCTを無事に通過。OK、OK!

ですが、最高温度が個体ごとに異なるんですよね。
幅は摂氏80度~110度ぐらい。なんだろう。気になる。

まぁOCCTで数時間焼いても大丈夫だったんで、日常使用では問題ないかと。

■ 最後に?

予想外に簡単な作業でした。
また、危険なコンデンサメーカーが多数あることがわかりました。

もしコンデンサがパンクした場合は、メーカーを調査した上で交換してみるのもアリかと。
ただしまともなメーカーであって、かつロット不良の情報も無いようであれば、別の回路が腐ってる可能性もあるので、まぁ調査状況しだいってコトで。

■ 後書き

経緯についてちょっと。

その昔、社内の某プロジェクトにて複数台のPCが購入されました。
その名は「HP ProLiant ML115 G1」。MADE IN TOKYOのステッカーが光る、格安サーバ機でした。
自分はそのプロジェクトに無関係だったのですが、画面解像度だの色数がど~たらこ~たで、よその課長から電話がかかってきたのを覚えています。

というのも、オンボードのVRAMは2MB。
Windows 3.1時代かよっ!…ってくらい少ないですね。まぁサーバ機なんで、しかたないかも知れませんね。

しかしクライアント用途として使いたかったようで、プロジェクト関係者が選んだ道は「増設ビデオカード」を買うこと。

で、購入されたのがGeforce 7200GS 128MBを搭載した「Aeolus S72GS-DLP128X」だったのです…。

■ おまけ

こちらでも似たようなことをやりました。
PC-9801EX を修理した

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